【中学校でハイテク犯罪の特別授業】

2010.11.16

正しいネットの使い方 

2010年11月16日

 不当請求や著作権の侵害などのインターネットを使ったハイテク犯罪はパソコンや携帯電話の普及に伴い低年齢化しています。正しいインターネットの使い方を学んでもらおうと、中央区の佃中学校では警視庁職員による特別授業が行われました。

 事前に生徒100人を対象に事前に行ったアンケートでは、男女ともに8割以上の生徒が「普段インターネットを利用している」と答えました。そのうち、ソーシャルネットワークサービスなどのネットコミュニティーに登録していると答えた生徒は女子が25%、男子は44%に上り、毎日数時間にわたりインターネットを利用していることが分かりました。

 きょうの特別教室では警視庁ハイテク犯罪対策総合センターの職員が不当請求や違法ダウンロードなどインターネットを利用する際に起こり得るハイテク犯罪について実習を交えながら説明し、被害に遭わないための注意点などを説明しました。

 特別教室を終えた生徒は「友達のブログに普通にコメントしていたが、それも危ないなと思った」「『無料』とか見ると大丈夫なんだなと思って押してしまうので、きょうはいい機会だったと思う」などと話していました。

 警視庁では電話相談も行っており、不当請求などがあった場合、1人で悩まずに相談してほしいと呼び掛けています。

■警視庁ハイテク犯罪対策総合センター 電話:03-3431-8109(平日8:30~17:15)

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