2013年 第3回 北海道 老老除雪支援プロジェクト

2013.02.16(土)

独立行政法人 福祉医療機構
平成24年度 社会福祉振興助成事業 『北海道 老老除雪支援プロジェクト』

主催:特定非営利活動法人 日本SNS推進機構 北海道支部
北海道 老老世帯 除排雪支援プロジェクト

後援:札幌市教育委員会 / 札苗連合町内会(29町内会) / 医療法人社団 豊生会 / リトルシニア札幌東球団 / 札幌北リトルシニア球団 / 札幌東ポニーズ球団 / 石狩中央リトルシニア球団 / さっぽろ村ラジオ FM 81.3MHz

今週 平成25年2月16日(土)・17日(日)の2日間
札幌北リトルシニア球団の指導者・保護者の会の皆様に、老老世帯の除雪支援活動に連携協働頂きました。

天候は、吹雪いたり、止んだり・・・本日、朝、支援先世帯周辺を再確認したところ、
本日の老老世帯支援先地域で、『行政パートナー除雪』が実施されていました。

あれれ?『行政パートナー除雪』は、昨日(土)、完了予定のはず・・・ 遅れているそうです。『行政パートナー除雪』町内(地域)では、町内で大型重機が錯綜します。ですから、大人も、子どもも、もう本日の老老世帯支援先予定地域では、邪魔になり危険なため、ボランティア除雪活動は、実施できません。こまった。

急遽、除雪支援先を変更。さすが、札幌北リトルシニア球団の指導者・保護者の会の皆様です。対応が早い。大幅な当日朝のスケジュール変更にもかかわらず、トラブルなく、スムーズにグループ分け除雪支援世帯分担変更を終了。昨日より効率のいい移動体制となりました。球団保護者の会の皆様には、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

老老除雪支援活動は、10グループ(大人1人に子ども4人~5人)に別れ、各地域・各世帯に小型バス2台で分散移動、実施されました。大型バスでは、都市圏の住宅地域、団地地域に入れません。小型バス2台と分散させることで、支援対象の高齢者宅の近所まで移動でき、大型バス移動より効率良いボランティア移動を実施することができました。

除雪支援員(大人)10名 無償学生ボランティア(中学生)50名
運営スタップ8名(巡回員4名・本部4名) 総勢68名 老老除雪支援対象16世帯

本日の高齢者除雪支援10グループのうち、1グループの老老世帯除雪支援活動をご紹介します。


玄関から歩道まで、大人1人やっと通れるかすかな雪道を、大人3人並べるぐらい広くしました。防犯上、死角を作らないよう配慮し除雪、そして、広げた所がぬからないよう、お年寄りが転ばぬよう雪を踏み固めました。老老除雪支援活動では、危険なため禁止とした『つらら・雪庇』排除も、おじいちゃんの顔を見たら、してあげたくなり、実施しました。(内緒:危険度が低いケースだったため、現場で大人が、『つらら・雪庇』排除を実施)

Web写真公開:老老除雪支援先・球団指導者・球団保護者の会・中学生団員ボランティア各位事前了承済。『今写す写真は、Web上で公開します。顔を出したくない方は、顔を隠してください。1+1=は? 2(笑)』

中学生ボランティア(球団員)の肩に添えられたおじいちゃんの手が、感謝の気持ちを伝えてくれています。
ボランティア除雪の帰り際、コートも着ず、『本当にありがとう』と飛び出して来てくれたおじいちゃん。

高齢者世帯の玄関から公道・歩道までの除雪のみならず、隣接する公道・歩道も、細く、ぬかるみやすく、狭く転びやすいかったため、踏み固め、5倍に広げました。(上記写真後ろの歩道部分)

ご近所の方が、声をかけて下さりました。『うちのトイレを利用してね。』と。 私達も気がつきませんでした。老老除雪世帯の支援活動は、デェイ・サービス等で不在でも実施します。(支援先事前承諾済)ですから、除雪支援先が、不在の場合、事前にトイレを確保することは、重要でした。(特に、子どもが、ボランティアとして参加する場合)

また、子ども達が、ご近所のコンビニのトイレを利用させて頂く場合、ボランティアに参加する、大人も、子どもも、無言で利用せず、『高齢者宅除雪支援の活動中です。支援先が不在のためトイレがありません。貸してください。』と一言添え利用することは、気持ちよい老老世帯除雪支援活動、地域住民の共感を得る除雪ボランティア活動となるためには、重要でした。今日、当機構は、事前の挨拶を怠り、お礼が遅れました。

トイレを利用させてくれたご近所のコンビニオーナー様、申し訳ございませんでした。そして、トイレ、マイクロバスの駐車スペースも快く貸してくださり、私達の活動に共感くださるが上に、少し耳の痛い・・・しかし、親身なやさしいアドバイスありがとうございました。

<写真編集中>

本日実施されたプロジェクト活動では、都市圏である札幌市でも、『地域要擁護者(独居老人・高齢者世帯・障がい者等)』世帯に、緊急車両が近づけない、日々のデイサービス送迎車すら近づけない雪道環境を目の当たりにしました。

地域住民人口が少ない、私道部分を含んでいるなど、そこには、『地域要擁護者(独居老人・高齢者世帯・障がい者等)』世帯だけでは解決できない、むずかし問題も含んでいるようです。しかし、議論している時間などない緊急な事態とも感じました。

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